30歳になり、年齢的にそろそろ結婚したいと悩みはじめた頃でした。
当時付き合っていた彼女ともうまく行かず、まるで方向感覚を失った人のように会社の休憩室をぐるぐると歩き回っていました。
ふと気がつくと、目の前に童貞のような顔をした同期の小林が立っていました。
そして、彼は私にこう言い放ちました。
小林「マル君お疲れ。実はおれ、結婚することになったんだ。」
ぼくは飲んでいた珈琲を盛大に吹き出しました。
小林が結婚?冗談だろ?
小林とは新卒で入社して以来10年の付き合いになります。
小林は、合コンに行っても部屋の片隅で一言も発さず帰るような男です。
学歴と年収はそこそこだが、技術部にいる典型的なオタクです。
そんなオタクが結婚するなんて、今すぐにでも社内を大声で叫んで歩き回りたいくらいだ!とかなり興奮しました。
しかし、冷静になると、一体、彼がどこでどうやって結婚相手を見つけたのかとても気になりました。
私「どこで出会ったの?」
小林「マッチングアプリだよ」
私「なに!?」
この時、私は初めてマッチングアプリというサービスがあることを知りました。
そして、このニキビ顔でのび太みたいな髪型をした小林が結婚出来るのだから、それはもう革新的なサービスである事は間違いないと直感し、すぐさまApp Storeでマッチングアプリを検索して「ペアーズ」をインストールしたわけです。
もう仕事はそっちのけで、早速プロフィール項目を入力すると、そこには衝撃的な光景が広がっていました。
画面いっぱいに並ぶ女性!女性!女性!
20代から30代まで!美女も多数!
これなら小林でも相手が見つかるかもしれない!
そう思いました。
夜、私は再びペアーズを開くと、夢中になって「いいね」を送りました。すると、10人ほどの女性とマッチングしてすぐにやりとりが始まり、そのうちの2人と週末に会うことになりました。
すごい…すごいぞマッチングアプリ…
こんな簡単に女性と出会えるなんて…
これはビジョナリーだ!
今までの男女の歴史を変えるビジョナリーだ!!
と、私は一人で興奮していました。
これは私の人生を変えるツールになる。そう確信し、その後も鬼の形相で「いいね」と「メッセージ」を送り続けました。
翌朝
私は、出社すると真っ先に小林のところへ行き、ペアーズで2人と会う約束ができたことを伝えました。
すると、小林は自分のことのように喜んでくれました。
私はそんな純粋で優しい小林と抱き合い、
「マッチングアプリ万歳!マッチングアプリ万歳!マッチングアプリ万歳!」
と万歳三唱し、デスクに戻りました。
その後も、仕事は手に付かず、一日中ペアーズをやっていました。
プロフィール
【詳細】
年齢:31歳(2018年現在)
勤務地:東京駅
居住地:23区内
<外見>
身長:182cm
体型:筋肉質(週4でスポーツジム通い)
肌色:黒い(日サロに通い)
<スペック>
学歴:大学卒
職業:会社員
年収:750万
休日:土、日、祝日
<好きなもの・こと>
タバコ:吸わない
お酒:飲む
好きな料理:焼肉、寿司
好きなこと:ゴルフ、スノーボード
ペアーズをはじめた後、マッチングアプリについて調べると、ゼクシィ縁結び、タップルなど、様々な婚活恋活アプリがあることを知りました。
・Omiai
・東カレ
・ペアーズ
・ユーブライド
・タップル
色々試した結果、婚活にはどのアプリがおすすめなの?
と聞かれたらわたしは迷わずこう答えます。
「ゼクシィ縁結び」
理由は、
女性も有料なので、婚活に対して真剣な方が圧倒的に多いからです。
Omiaiやペアーズ、タップルは、比較的年齢層が若く、恋活目的でやっている女性が多かったので、婚活をしている人にとってはタイムロスになると思います。
(2019年11月更新)
婚活アプリに登録してからは激動の日々でした。
半年間で40名弱の女性と出会い、最終的にゼクシィ縁結びで出会った26歳の女性と交際を始めて、2カ月でプロポーズ。
3ヶ月で超スピード入籍をする事が出来ました。
小林にマッチングアプリを教えてもらってから約1年。
私は、マッチングアプリで人生が変わりました。